2009/11/04







*これは、セルファーマ・ハイドロキノンをしみ(日光性色素斑)に2ヶ月間、塗布しつづけたBefore→After写真です。(常盤薬品工業と大阪大学との研究による)



メラニンは、体内で生成される色素ですが、皮膚をはじめとする臓器に存在するメラノサイトという色素細胞により生成されます。
日焼けで肌の色が黒くなるのは、このメラニンが皮膚の表層に大量に増えることによります。



メラニンは、本来、紫外線など、外界の有害な刺激から皮膚を守ってくれている存在でもあるわけですが、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が滞り、角質への排泄がうまく行かなくなると、シミやくすみとして沈着することとなってしまいます。
このメラニンをそもそも「生成させないように」働き、沈着したしみを「還元させる」力を持っているのが、ハイドロキノンというお薬です。



つまり、ハイドロキノンは、メラニンバスターというわけです。



ハイドロキノンは、メラニンが生成される過程で、キーになる酵素(チロシナーゼ)を2段階で強力にブロックしますので、正しい使い方によって患部に浸透させることが出来れば、必ず効果があります。
市販の化粧品に含まれるハイドロキノンは、濃度に限界があるため効果も薄いというのが現状ですが、医療機関で出されているものは効果もあり、リーズナブルなお値段のことが多いです。



問題はハイドロキノンを「いかに刺激なく皮膚に浸透させるか」という点です。これは単に濃度だけの問題ではありません。皮膚にはバリアがありますし、また、薬が強すぎて皮膚が炎症を起こしては元もこもないからです。



それで、最近は、皮膚のターンオーバーを促進させたり還元力を高めたりする物質とハイドロキノンを上手く合わせた治療薬が考案されています。



適量を1~2ヶ月塗り続けると徐々にしみやくすみが薄らいでいきます。
冒頭の写真のように効果は期待できますが、ある程度の時間が必要で、大量に塗って短期間というわけにはいかないのでご注意ください。



そろそろ、紫外線の強い時期に出来てしまったしみの後始末、いたしませんか?




〔対象となる疾患と状態〕
肝班、雀卵班(そばかす)、老人性色素班、炎症後色素沈着など

〔注意点〕
妊娠中や授乳中の方はご使用をお控えください。
粘膜には使用できません。
赤くなったり痒くなったりする時には使用を止め、医師までお知らせください。